日曜日ということもあり、二組のお客様と、おひとりでお越しのお客様がいらっしゃいました。

最初のお客様は、お子さま連れの二家族(たぶん)で、にぎやかな笑い声とともに店内を明るくしてくださいました。今日のお客様は、お子さまだけでなく大人の方までも玩具に心を寄せ、テーブルの縁で動きを変える「くるっぴー」や、座れる牛の人形、さらには木製のパズルまで楽しんでくださり、その光景を見守るこちらまで自然と笑みがこぼれました。

二組目のお客様は茂原市から足を運んでくださり、「大原はだか祭り」に関心を寄せられていました。本やお祭りキューピーをご覧いただきながら、祭りの歴史や地元ならではの話題を分かち合うひとときは、まるで地域と外の世界が交わる橋のように感じられました。

喫茶店を営む醍醐味は、コーヒーや軽食をお出しすることだけではなく、こうして日常の枠を超えて人と人が出会い、言葉を交わし、心を通わせる場をつくれることにあるのだと思います。今日もまた、その温かさに包まれた、とても良い一日でした。

oplus_3145728